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(2021/5/31 幸楽苑『醤油だれ冷し中華』を追加)
本当に美味しい飲食チェーン店の『冷し中華』を検証!
冷やし中華とは、冷やした中華麺を使った料理の一種。野菜、叉焼やハム、錦糸卵などの色とりどりの具材を麺にのせて、冷たいかけ汁を掛けて食べる、夏の麺料理として日本各地で食べられている。(引用:ウィキペディア)
もう本当に「暑い!」日々が続いておりますが、みなさま如何お過ごしでしょうか?
さすがに気温が30度を超えたりすると食欲なんかも激減したりなんかりして「冷やし中華でも食べようかなぁ?」なんて日が増えたりしていませんか?
てなわけで今回は「飲食チェーン店の『冷やし中華』ランキングを元ラーメン店主が作成してみた件!」なんてタイトルを付して、ここ数日“冷やし中華”を食べ歩いた私の個人的感想を中心に、その美味しさランキングなんてものを作成してみた次第です。
それでは以下、目次となります。
気になる商品等があれば目次リンクから各情報へ飛べますので、ご活用いただければ幸いです。
第6位:熱烈中華食堂 日高屋『黒酢しょうゆ冷し麺』
それではまず第6位は、今や全国に400店舗を展開するまでに成長した『熱烈中華食堂 日高屋』です。
コチラの冷やし中華は、ネーミングの通り“黒酢”を使ったタップリの醤油ダレに、具材が別皿で提供されるというスタイルが特徴的ですね。
黒酢しょうゆ冷し麺 550円
ビジュアル的には非常に美味しそうですし、具材が別皿という拘りを垣間見て期待がふくらんだのですが、一口食べてみると「黒酢とリンゴ酢」の独特の味合いが私には合いませんでした…
う〜ん・・・個性的であって、どうにも好みがわかれる味わいなのだと感じました。
ちなみに日高屋では、上記“醤油味”以外にも“味噌味”なんてものまで販売していたので、そちらも注文してみました。
冷やしごま味噌 570円
うむ。はっきり言って、コチラの“味噌バージョン”の方が美味しいですね。至ってシンプルな胡麻ダレ味ですが、万人受けしそうな仕上がりだと思います。
醤油系・冷やし中華は黒酢とリンゴ酢を使ったことで、かなり好みがわかれる味わいになっているのではないでしょうか?個人的には途中で飽きが来てしまい、完食するのが難しかったほどでしたね…
第5位:幸楽苑『醤油だれ冷し中華』
この度、新たにランキング追加したのは『幸楽苑』です。
一時期は“290円(税別)中華そば”で一世を風靡した幸楽苑でしたが、利益率悪化に伴って商品構成を変えながら徐々に店舗数も減らし、今では日高屋にも売上で追い抜かれてしまいました…
まぁそんな幸楽苑であるが故、我が家から少し遠い場所にしか店舗がないのですが「夏日の昼食はやはり“冷やし中華”でしょ!」ってなことでわざわざ食べに行って来たわけです。
醤油だれ冷し中華 680円
提供されて最初に目がいくのは、やはり回転寿司的なエビの存在ですかね…
うむ。何故これをトッピングすることにしたのでしょうか?失礼ながら、これがチープさを際立たせているような気がしてしまうのですが…
まぁ気を取り直して麺を持ち上げてみたところお酢の香りが一面に広がり、一気に“冷やし中華感”が炸裂しましたよ!
底にはられた醤油だれも程良い塩梅で、いかにも“冷やし中華”といった味わいですね。
まぁ至ってシンプルな味わいかつ680円という価格を考えれば、個人的には「可もなく不可もなく」といったところでしょうか?残念ながら「また食べたい!」という感じではありませんでしたが…
第4位: 餃子の王将『冷やし中華』
さて続いては、みんな大好き『餃子の王将』の登場です!
やはり王将では「餃子&炒飯』の組み合わせが最強だと考えている私も、今回は初の“冷やし中華”なるものをオーダーしてみました!もちろん餃子も一緒にですけどね。
冷やし中華 748円
チャーシュー、カニカマ、たっぷりの錦糸卵など、なかなか美しいビジュアルで「おっ⁉︎」と思わせる仕上がりです。
ただ、一口食べてみると“麺”がなんとも美味しくないんですよね。ラーメンと同じ細麺を使っているようですが、冷水でシメたことで更なるゴム感を醸しだしており、私は苦手な感じでした。
そして、麺の下にあるべき「醤油ダレ」がメッチャ少ないんですよね。そのためか味付けがとても薄く感じてしまい、とにかく食べていて物足りなさが残ってしまいました。
第3位: 山田うどん食堂『昭和の冷やし中華』
早い!安い!うまい!腹いっぱい!がコンセプトの大手飲食チェーン店『山田うどん食堂』
店名の通り、本来は「うどん」がメインなのでしょうが、実態は完全に「町の定食屋」って感じで、夏には“冷やし中華”が提供されています!
昭和の冷やし中華 630円
麺は中細ちぢれ麺でよくあるタイプの“麺”なのですが「昭和の」というネーミングの通り、このよくある中華麺が良い“冷やし中華”感を演出しています。
そして、すだちが程よく効いたタップリの醤油ダレは清涼感があって、最初の一口目は「美味しい!」と感じたのですが、どうにも酸味の強いこのタイプは途中で飽きがきてしまうんですよね…
美味しいのですが、すだちがかなり効いている分、後半は単調な味わいが辛くなってしまいました。濃いめの味付チャーシューなんかをトッピングしてくれたら味わいに変化があって良かったかも?
第2位: ぎょうざの満洲『冷やし中華』
そして第2位は、相変わらず「3割うまい!」と謎めいたキャッチフレーズで関東を中心に90店舗を展開する『ぎょうざの満洲』です!
もう完全に“町の中華食堂”として定着しつつある同チェーン店。
私もちょくちょく利用させて頂いておりますが、今回は初めて“冷やし中華”なるものを注文してみました。
冷やし中華 715円
おぉ〜なんとも「ラーメン屋の冷やし中華」ってな感じで、私の好きなタイプのビジュアルです!やはりチャーシューが1枚丸々トッピングされているのって、テンション上がりますよね!
タップリの醤油ダレは可もなく不可もなくといった味わいではありますが、この「懐かしい感じ」こそが夏の風物詩としての"冷やし中華”にとっては大切なような気もします。
チャーシュー・もやし・味玉などのトッピングが、いかにも「ラーメン屋の冷やし中華」という感じですし、さっぱりした醤油ダレと麺・具材の相性も良く、最後まで美味しく食べることが出来ました!
第1位:らあめん花月嵐『彩花』
さて、今回のランキングで堂々の1位に輝いたのは『らあめん花月嵐』です!
さすが「ラーメン専門店」ですよね。毎月のように期間限定のラーメンを提供されていることもあって、様々なノウハウが蓄積されているのだと思います。
ちなみに『らあめん花月嵐』へ行くのなら、スマホで公式アプリをダウンロードしてから行くようにしましょう!トッピングが1品無料でもらえますよ。
彩花 800円
(味玉はクーポンで無料)
おぉ!なんとも涼しげな器に盛られて登場しましたね。ビジュアルは高得点です!
そして麺の下には程よい分量の醤油ダレがはられていますが、これ単体では味が薄めで物足りなさを感じてしまいました。が、トッピングされている「味付そぼろ」を絡めながら食べてみると意外や意外「うまい!」と思わず口走ってしまいましたよ。
そして麺を半分ほど食べ終えた頃、卓上に置いてある無料トッピング「激辛壺ニラ」をONして味変します!
もう汗をかきながらも、壺ニラの刺激と旨味が重なり合って、最後まで一気に完食しました。
800円という高めの金額設定ではありますが、トッピング1品無料&壺ニラでの味変を考えれば、決して高くはないでしょう。まぁ何より美味しかったです!
まとめ
さてここまで「飲食チェーン店の『冷やし中華』ランキングを元ラーメン店主が作成してみた件!」と題して6件の"冷やし中華”をご紹介してまいりましたが、如何だったでしょうか?
実は、これまで"冷やし中華”という食べ物が基本的に好きではなかった私なのですが、不思議と年をとるにつれ好きになってきたんですよね。
ですからここ最近、とても暑い日には好んで"冷やし中華”を食べ歩いたりしているわけなのです。
またこれからも暑い日が続く限り、私の"冷やし中華”食べ歩きは継続していく予定なので、美味しい飲食チェーン店の"冷やし中華”を発見した暁には、皆様にも改めてご紹介してみたいと思います!