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一般知識等科目の足切り対策!
まもなく令和4年度・行政書士試験の本試験日(11月13日)がやってきますね。
もうこの時期に突入したら「やる!」しかないわけですが、超直前期に入ったことで焦る気持ちや不安な気持ちに押しつぶされそうになっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんななか私はというと、この季節になるとどうにも過去の行政書士試験の記憶が蘇ったりしております。
社労士試験に落ちた悔しさをバネに必死に勉強したことや、合格するために色々と戦略を練ったこと。
そして何だかよくわからない「一般知識等科目」なんてものに翻弄されたことを…
もうあれから数年経つわけですが、やはりこの時期になると行政書士試験に関する記事がよく読まれるようになります。
当時、行政書士試験受験生だった私も休憩時間には合格者のブログを見たり、体験記を読んだりして過ごしていましたからね。
ということで今回は【行政書士試験|超直前の神頼み対策!】一般知識等科目・文章理解編なんてタイトルを付して、行政書士試験では絶対に落とせない一般知識等科目のなかの『文章理解問題』にフォーカスして、その問題の解法術なんてものを検証してみたいと思います!
ただ事前にお断りしておくと、今回の内容はあくまでも『神頼み対策』であって、真っ当な試験対策ではありません。
ですからあくまでも1つの考え方であることをご理解のうえ、休憩時間にでも気楽にお読みいただければ幸いです。
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まず始めに
例年、行政書士試験|全60問のうち最後の3問は「文章理解」といわれる問題が出題されています。
もう直前期に入った受験生の皆さんなら、この3問がいかに大切で絶対に落としてはいけない問題なのだということは十分に理解されていることでしょう。
ただ、年によっては出題傾向が違うようですし難易度にも幅があるようですが、いかんせん全く対策を練らないというのも不安ではありませんか?
そんなとき、この解法術を知っていれば少しは時間の短縮になるでしょうし、少しは正解率を上げることができるかも知れません。
ただ文章理解問題のうち、この『神頼み対策』の対象となるのは、⬇️下の画像のような形式の選択式問題に限ります。
ちなみに直近(私が問題を入手できた4年間分)の出題実績は以下のとおりとなります。
直近2ヶ年は文章理解の問題3問すべてで、対象となる選択式問題での出題となっていました。
最近はこの出題形式がトレンドなのかも知れませんね。
平成30年度・問題59を検証!
それでは早速、実際の問題にあてはめて検証していきましょう!
まずは問題文を読む前に、この答え群から正解肢を推理してまいります。
この問題で解答すべきことは①〜⑤の中で「正解」はどれか?というものなのですが、問題文を最初から読んで①〜⑤の選択肢をすべて検証していっては、あまりにも時間がかかり過ぎてしまいます。
そこで最初に、選択肢Ⅰ〜Ⅴの縦列で最も重複する数の多いものに◯をつけていきます。
それが上記画像の赤◯となりますが、お分かりいただけますかね?
そしてその結果を見ると、最も重複した選択肢を含んでいたのは横列②と④の4つ重複ですよね。続いて①と③の3つ重複となります。
もうこの時点で、2つしか重複していない⑤が正解である確率は相当に低いのではないかと考えます。
それを踏まえたうえで最初に正誤判断をすべきは、最も重複数の多かった②と④ということになります。
私的には、もうこの時点で正解は②か④でほぼ間違いないだろうと考え、問題文に戻って検証を始めます。
結果、正解は②となります。
令和元年度・問題59を検証!
続いて私が受験した令和元年度の試験問題に移ります。
この年の対象問題は「問題59」と「問題60」の2問となりました。
まずは「問題59」から検証してみます。
上述した平成30年度の試験問題同様に、最も重複しているものに◯を付けていきます。
すると最も重複数の多かったのは②と③で5箇所すべてが重複していたことがわかります。続いては残りの①④⑤の3つ重複という状況ですね。
もうこの時点でどの肢から正誤判断していくべきかはお分かりですよね?
そう恐らく②か③が正解なのだろうと考えるわけです。
そしてそれを前提にして、順番に問題文を当てはめていけば良いのです。
結果、正解は③となります。
令和元年度・問題60を検証!
それでは昨年度の最終問題となった「問題60」も検証してみます。
もう既に2問の検証を行なってきたので『神頼み対策』がどんなものなのか、少しはご理解いただけたのではないでしょうか?
それでは「問題60」をみてみましょう。
最も重複している肢は②の全て重複しているパターンですね。続いてが①の3つ重複となっています。
こうなれば、どの肢から正誤判断していくべきかはもうお分かりですよね?
そうです②から正誤判断の検証をすすめていくべきなのです。
もし問題文を当てはめていって「あれ?②じゃなさそうだぞ…」なんて感じたなら、続いて①の検証に入れば良いのです。
そうすることで、随分と時間短縮になりますし、正解率が向上するのではないかと私は考えて実践しております。
結果、この問題の正解は②となり、意外と素直な問題だったわけです。
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令和2年度・問題58を検証!
次以降は令和2・3年度の問題を検証してまいります。
それではもうこの検証方式についてご理解いただけたと思いますので、ここからは解説時間短縮のため画像の正解肢に赤◯をつけています。
それではサクサクと見ていきましょう!
これまでにはなかった縦2列の出題方式でしたが、これも選択肢が重複する②③④の3択と考えれば時間短縮に繋がったはずです。
令和2年度・問題59を検証!
これは素直に4つ重複した②か⑤の2択という判断で良かったのだと思います。
令和2年度・問題60を検証!
この問題は難解でした。
すべての肢が4つ重複するという難問です。ガチンコで検討しなければならない初のパターンでした。
こういう問題が出てきてしまっては、この検証方法は使えません…
やはり出題者側も考えてきているようですね😓
令和3年度・問題58を検証!
それでは最後に令和3年度の問題検証に入ります!
この問題は4つ重複している②④⑤の3択でしたね。
令和3年度・問題59を検証!
この問題はひっかけです。
こうしたパターンは予備校の模試なのでよくみられたモノでした。
まぁこの『神頼み対策』だって絶対ではないので、検証し始めるのはいつも通りに⑤からで良いのだと思います。
そして検証した結果「あれ?違うぞ?」となれば4つ重複している選択肢に取りかかれば良いだけなのですから。
まぁこの中で「③だけは違うんだろうななぁ」と考えてるだけでも、ある程度の時間短縮等の効果はあると思いますので。
しかし令和2年度の問題60と同様に出題者側も考えて作問してくるようになってしまいましたね…
令和3年度・問題60を検証!
最後は素直な問題で2つ重複している③か⑤の2択でした。
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まとめ
さて、ここまで【行政書士試験|超直前の神頼み対策!】一般知識等科目・文章理解編なんてタイトルで、私が行政書士試験で駆使した『文章理解問題』の解法術なんてものをご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?
友人・知人から問題を拝借したりして過去の試験問題4年分を検証してきたわけですが、問題への適応率は高いと思うので、ある程度は信頼できる解法なのだと感じております。
まぁそれでも「令和2年度の問題60」や「令和3年度の問題59」のようにひっかけ問題も出題され始めたので注意は必要ですね。
ですから色々な引っ掛けパターンなども考慮しながら『神頼み対策』を絶対視することなく有効活用して貰えたら嬉しく思います。
そして最後の最後、本当にどうしようもなく答えがわからない時は『神頼み対策』で2〜3肢に絞ったうえで「神様お願いします!」と天をみあげて思いついた選択肢をマークしましょう!それこそが『神頼み対策』の真骨頂なのですから。
それでは最後になりましたが、本試験当日、これまで頑張ってきた皆さんが自分の実力を思う存分に発揮できるよう願っております!
そしてまずは、なによりも体調管理には気をつけて【万全な態勢】で試験を受けられるようお過ごしください。
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